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新社会人がやるべき具体的な節約方法

新社会人になるとわかりますが、思ったほど給与が少ないと思います。

厚生労働省が調査している学歴別の初任給を見ても、修士課程終了でも平均で23.8万円になりますので、かなり初任給は安いと思います。(令和元年の結果ですが)

今、かなり物価が上がっており、2018年から2024年までで、食料品だけでも1.3倍ほどの価格になっているようで、3割も生活費が上がっていますが、給与は、ほぼ伸びていないので、これからの新卒社員の生活は残念ながら、より苦しくなると思います。

収入を増やすことも大事ですが、同じくらい支出を削る必要も出てくると思います。

よく若い頃の支出は良いのであるみたいな考え方を聞きますが、大事なことはお金を使うことでは無くて、将来の投資になるような良い経験を積むことです。

特に新社会人がやるべきは、節約ですが、そもそも生活の知識が少ないので、どうやったら節約できるのか、何が無駄なのか、まだ分別がついてないことが多いと思います。

この記事では、筆者の経験から、若い頃から節約するべき内容について紹介しようと思います。

目次

若い社会人がやるべき節約術

ポイントは普通の新卒がやらないような行動を取ることだと思います。

マンションを買っちゃう

中古の安い物件でも良いので、マンションを買うことがおすすめです。

都市部で買うには、新卒年収では厳しいと思いますが、少し地方の方に勤務していれば、40m2か50m2前後の物件であれば購入できると思います。

最初に物件を買う際に、まとまった資金が必要になるのが懸念です。例えば、3000万円のマンションを買う場合は、仲介手数料で3%+6万円を取られるので、186万円。銀行ローンに2.2%かかって66万円の費用が発生します。

とはいえ、せいぜい252万円程度になりますので、気合いで大学時代からバイトで貯めるのか、足りない分は親に肩代わりしてもらって買うなど、しても良いと思います。ちなみに、諸費用も住宅ローンに組めるので、頭金なしでも信用さえあれば買える可能性が高いです。

特に、倒産リスクが少ない大企業に勤めている場合は、その信用を使わない方が勿体ない気がしています。

新卒から無茶いうな。と思うかもしれませんが、実際、マンションは資産になります。2018年頃に買っていれば、6年後の2024年の今なら資材費が上がっているので、売却益あるいはトントンになると思います。

賃貸に払うと、結局、しょぼいスペックの家に高い金を払って住むことになりまして、例えば、諸費用含めて3300万円で家を買うと、35年ローンで、月々8万円くらいの計算になりますが、家賃8万円で借りれる賃貸より、分譲マンションの方が、はるかに設備は良いと思います。

温度変化のストレスがなくせる

賃貸だと、断熱性能などは神頼みになりますが、たいていの最近の分譲マンションであれば、断熱や防音性能は、そこそこしっかりしています。

実は、温度変化によるストレスが、生活の中で非常に大きいものを占めていますが、そこをしっかりケアできる基盤を作ることができます。いくら性能が良いエアコンを導入しても、立て付けが悪ければ、電気代が無限にかかっていいことはありません。

また早めに家を買うことで、固定資産税や保険関係でいくらかかるのか計算がしやすくなりますので、将来、結婚した際の生活費もイメージしやすくなるでしょう。

家を買うと転職できないは嘘

家を買うと転職できないは、一軒家だとそうでしょう。という話で、マンションは大丈夫です。

一軒家の場合ですと、土地より上家の比率が地方だと大きいのですが、一戸建てを建てる人は、自分のこだわりの家にしたい人が多いので、あなたがデザイン要望した家、すなわち上家は安く買われる運命にあります。

一方で、マンションの場合だと、万人に受けるデザインになっているので、築年数と広さ次第で、だいたいの売却金額というのは、決まっており、相当な高値で買わない限りは、売って大損するパターンは少ないと思います。

また売れないとしても、賃貸に回すことも出来ます。住宅ローンで購入したとしても、やむおえない理由であれば、賃貸に回すことに出来ます。金融機関への相談は必須になりますが、突然、全額返済を銀行が要望しても、返済能力がある人は、ほぼ居ないので応じてくれる可能性が高いです。(一括返済できる人ばかりなら、誰もローン組まないですし)

タイムレスな服を選んで長く着る

ユニクロやGUもいいのですが、たいていはワンシーズンでボロボロになるパターンが多く、長く着るには微妙な服が多いと思います。

結局、ワンシーズンごとに買い替えていると、細かい出費が重なって大きな出費になってしまいます。

そのため、私のおすすめは、何着かいい服をもって、着続けることです。例えば、Tシャツなら、厚手のノースフェイスを使っていますが、もう3年ほど使っています。ユニクロの服はワンシーズンでダメになりましたが、厚手のノースフェイスは、むしろ味が出ていい感じの雰囲気になっています。

私のお勧めですが、キャンプや日常使いや、会社への通勤も考えると、ノースフェイスやパタゴニアあたりのブランドは、これらに最適なアイテムを提案していると思います。

例えば、パタゴニアならレトロXなんかは、10年くらいは使えそうな感じですし、ノースフェイスの900フィルパワーのダウンジャケットは、もう5年経っていますが、いまだにテカリもなくて、小さくまとめて使うことが出来ます。ユニクロのウルトラライトダウンの3倍くらいの金額で買いましたが、長く使えそうですし、そもそもモデルチェンジが10年単位くらいで行われるので、古くなって買い替えたい気持ちにもなりません。

このように、デザインが切り替わるサイクルも長くて、完成されたデザインの服を、タイムレスと呼んでいるのですが、こういう服を選ぶことで、初期投資は高いので大変ですが、長く良い服を着ることが出来ます。安い服を何着も買って、服選びに悩むよりも、良い服を数枚買って過ごす方が、結果的に5年単位で見ると、節約できていることが多いと思いますし、着心地や服自体の性能(速乾性や通気性)が良いので、快適に過ごすこともできて一石二鳥です。

大物家電はハイセンスで良い

社会人最初に揃える家電ですが、ハイセンスで良いと思います。どうせ結婚すると買い替えるので、高い家具を初期に買うのは、微妙だと思います。(私が良い例)

私が若い頃は、良い選択肢が無かったので苦労しましたが、最近はハイセンスで良いと思います。

例えば、洗濯機なら3.9万円で7kgを買えます。

テレビであれば40インチで3.2万円しかしません。

冷蔵庫も一人暮らしには少し立地な280Lクラスで、7万円しないくらいです。

電子レンジはパナソニックの3万円くらいの機種がバランスが良いです。電子レンジはある程度お金をかけることで、自炊に使えるようになります。

こんなに揃えて23万円程度に収まりますが、それぞれの家電の基本的な性能は高いので、しっかりとした生活ができるのではないでしょうか。

Amazonで消耗品は定期便で揃える

消耗品については、Amazonの定期便で管理するのがお勧めです。例えば、ティッシュやトイレットペーパー、キッチンの洗剤類などは、まとめて購入しておいて、定期的に届くように設定しておくと良いです。

定期便でまとめ買いすると、最大で15%の割引を受けることができるので、近所のドラッグセンターに買い出しに行くような必要がありません。

外食しない、コスパの良い食材を知る

若い頃は、外食でラーメンや定食などを、頻繁に食べていましたが、1000円前後で食べられる大衆向けの料理は、安く美味しく感じるようにできているので、油に炭水化物みたいな組み合わせが多いので、実はお金を払ってまで食べる価値がないように感じています。

結局、ある程度年収が上がると、外食よりも食材にこだわった自炊率が高くなりますが、別に若い人も最初から自炊すれば良いのだろうと思います。

また、安くても栄養があるような食材を知っておくべきだと思います。例としては、卵やさつまいも、などが考えられます。冷凍のブルーベリーによるスムージーや、少し高いですがアボカドも健康に良く、カップラーメンや油が多い外食を食べるよりも、よほど良いと思います。

スマホはイオシスの中古で買う

今のスマホは性能が高いため、普通にLINEを使ったりYoutubeを見るくらいであれば、3万円くらいの端末でも余裕で出来ます。

カメラの性能がある程度欲しい場合は、GoogleのPixelシリーズを使うか、iPhoneを使うと満足出来ます。しかしiPhoneを買う費用を抑えたい場合は、中古で買うのがお勧めです。

特にイオシスがお勧めで、中古で買っても3ヶ月の保証があるので安心です。

新社会人こそ長い目で見て節約しよう

最近の新卒若い子を見ると、明日、死んでしまうのか?というような経済行動をしている人を見ます(あくまで私の周りですが)。新卒20歳前半であれば、サラリーマン人生だけでも40年以上あるので、長期的に見て節約できる方法を、とるべきだと思います。

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この記事を書いた人

JTCに勤める30代前半の会社員。若い頃は、有り金を全て車に注ぎ込む人生。転職4回、引越し10回以上。今は都会で世帯年収2000万円以上、激安でベンツ乗り回しています。車を始めとする生活の小技や金融知識を、広く紹介。

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