先日発売されたiPhone16Proですが、容量は128GB、256GB、512GB、1TBと4種類あります。
一番安い128GBは15.98万円、一番高い1TBは23.4万円となり、容量によって価格差が7.4万円もあります。
7.4万円というのは、AppleWatch10が買えて、まだお釣りがくる金額であるので、大きな金額だとわかります。
一方で、iCloudをアップデートした場合、無料の5GBから50GB、最高で12TBのクラウド容量を契約できます。
ふと思ったのですが、iPhoneの容量を上げた方が良いのか、iCloudで足りない容量を補う方が良いのか?
今回の記事では、どちらの方がコスト面やサービス面で良いのか考えてみました。
30年間使う場合を考える
今時スマホであれば、30年ほどは保有するのが当たり前と思います
私の経験上ですが、古いファイルを整理(削除)していれば、500GBほどあれば、十分だと感じています。
買い替えるサイクルの前提とか
仮にiPhone16Pro 256GBを購入して、追加でiCloud 200GB(月額400円)を契約した場合を想定してみます。
スマホは3年おきに買い替えたと想定してみます。
例えば、iPhon16Proを買った場合、3年落ちのスマホを売る設定にします。
3年後の売却費用では、イオシスを参考にしましょうか、iPhone13ProだとSIMフリーの256GBモデルの買取は9.1万円になります。
iPhone16Pro 256GBの新品価格は17.5万円になりますので、この数値で計算してみましょう。
30年 iPhoneとiCloudを使い続けた場合
30年の費用を計算してみましょう、iPhoneを10台買うことになります。
17.5万円で買うと175万円の出費になりますが、買取が9.1万円のため、実質の出費は半額ほどになって88万円になります。
さらにiCloudが月額400円のため、1年間で4800円、30年間で14.4万円になります。
つまり88+14.4万円でおよそ95万円の支出になります。
iPhoneの容量が大きいモデルを買った場合の支出
次に、iClouldを使わずに、iPhoneの容量を上げた場合を考えてみます。
iPhone16Pro 512GBの価格は、20.5万円になっており、iPhone13Pro 512GBの買取価格はイオシスで、10.7万円になっています。
30年間で3年ごとに買い替えたと計算すれば、10台消耗することになり、購入金額は205万円になり、販売価格はおよそ50%ほどになるので、102.5万円になります。
10%ほど容量が少なくて良いならiClould+iPhoneが安い
ざっくり計算した結果では、7.5万円ほどiCloudを契約した方が安くなりました。
しかしながらクラウドを使うということは、モバイル通信の容量が増えると思いますし、そうなるとモバイル通信費も入ってきます。
今回のiClouldの使い方は、容量アップを前提にしていますが、実際は使うのが難しいと思います。(同期前提のため)
私のお勧めはクラウドに頼らず容量が大きなiPhoneを買う
結局、私のお勧めは、容量が大きなiPhoneを買うことです。
iCloudは便利ですが、複数の端末で共有するような目的がなければ、契約の必要はないと思います。
自分の端末の容量が大きければ、色々と気にせずにiPhoneを使うことができます。
例えば、NetflixやYoutubePremiumのオフライン動画の保存に気を使わなくて良くなりますし、容量がなくなってきて、動作が重くなることもありません。
今回iCloudとiPhoneの組み合わせを考えてみましたが、やはりメリットは少ないように感じました。
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