車の維持費を下げたくありませんか?
先日、外車を保有している親戚と会話していると、私よりずっと高い維持費を払っていることに気づきました。
今回の記事では、どういうことをすると維持費が高くなるのか?、どうやったら安くできるのか?、の観点で紹介します。
維持費が高くなる行動
高額な保険をつけたり、不要な装備をつけたりすれば維持費が上がりますが、親戚との会話で分かったことを紹介します。
安い車に車両保険をつけている
私の実家は、田んぼにポツンと家があるような田舎ですが、なぜか車両保険を家族はつけています。
家族が保有するような中古で買っても150〜200万円で買えるような車に車両保険は不要だと思っています。
保険に加入していない人だらけの無法地帯に住んでいる訳ではないので、事故っても、だいたい相手の保険で修理できます、廃車になっても、50万円で買えるような安い車を買えば良いだけでしょう。
車両保険をつけることで、年額の支払が10万円ほど増えていて、10年で100万円もします。
両親は70歳ほどですが、35年も車両保険をつけているのですから、単純計算でも2人合わせて700万円は超えているでしょうし、若い頃は保険が高いので、1000万円は超えているのでは、ないでしょうか。
私が車両保険を外すようにアドバイスしても、事故したらすぐに車が治せないかもしれないから付けておく!と言うことを聞いてくれません。
ここまでの人生で車両保険を使うことがあったのか?聞いてみました。
答えは、1度しかなくて50万円の修理だと言います。
中古で買っても150や200万円しかしない車に、年間の保険代を10万円かけるのは、明らかに採算が合わないでしょう。
私の保険代はソニー損保のもっとも安いプランで、2.5万円ほどで、外車(現行ベンツ)かつ、対物対人は無制限、弁護士特約あり、ロードサービスありです。
維持費を下げるなら、まずは過剰な保険を解約する方が良いと思います。
車の知識がなく簡単な整備に金を払う
ある日、親戚から電話があって、「雨の日に前が見えない!」と言ってきました。
なんの話かと思って、詳しく聞いてみると
「雨の日に、反対車線のヘッドライトが反射して前が見えない!」といっていました。
次に「私の車、ヘッドライトが暗いから買い替えようかしら」と言っていました。
実際は、下記の組み合わせで、前が見えにくいだけです。
- 長年の汚れでヘッドライトカバーが曇っていた
- ワイパーを変えていないので水捌けが悪い
- フロントガラスに油膜がついて前が見えない
私が、この電話で、自分でやる方法をフィードバックしなければ、車を買い替えて無駄な出費をするところでした。
自分でやるなら、下記の方法で簡単にできますし、時間もそんなにかかりません。
やり方もYoutubeで無料で知ることもできます。
- ピカールでヘッドライトを軽く磨く
- ワイパーをネットで買って自分で交換
- 油膜はキイロビンで落とす
必要ない装備にお金をかけている
親戚の車にのった際に、ハンドルカバーが装着されていました。
確かにハンドルカバーがあった方が、油脂によるハンドルの劣化は防げるかもしれませんが、ハンドルの径が太くなったせいで、握りにくそうでした。
またシートの上にも、何のためにあるのか分からないような薄いシートカバーがありました。
シートカバーの厚みのせいで、シートに座った際の、サポート性は落ちていて、快適性は明らかに少なくなっています。
何のために買ったのか聞いてみても、親戚から明確な答えはありませんでした、「えっ、無い方が良いの?」みたいな返事でした。
必要のない装備にお金をかけることで、維持費が上がっているように見えました。
維持費を抑える方法
ここからは実際に、私が行う維持費を抑える方法を紹介しようと思います。
親戚のおじさんで、メルセデスを保有している人がいますが、私より遥かに支払いは多いみたいです。
車両保険なしで安い保険を契約する
保険会社の選び方ですが、できるだけ安くてサービスが充実している保険会社を選択するようにしています。
ソニー損保が良いような気がしていて、若い頃に何度か事故しましたが、相手が東京海上などでも問題なく保険が出たような気がしており、サービスは良いと感じています。
外車で、30代前半、17等級、ゴールド免許で、対物対人無制限、弁護士特約ありで、2.5万円ほどしか年間で支払っていないです。
保険費を抑えて予防整備に金を使う
車両保険を契約しない分、私は、予防として部品代に使うようにしています。
例えば、車両保険は高額に払っているのに、タイヤは超低燃費タイヤを履くのは意味がわかりません、例えば、雨の日に、スリップして事故する方が、車両保険未加入で自腹するより怖いです。
私は車両保険を節約した分は、整備代にお金を回すようにしています。
グリップが良い高級タイヤを使ったり、ブレーキフルードも定期的に交換、1年に一度の点検に出すなど、保険代に支払っても事故するまで何も返ってこないので、そもそも事故のリスクを避けることにお金を使うようにしています。
ちなみに、グリップの良いタイヤもYahooショッピンで調べて、馴染みのショップに直送して交換してもらうようにしています。
ショップは、Google Mapで信頼できそうな口コミがある店を見つけて選びましたが、親子2代で経営しているようで、きっちり整備をしてくれる信頼できる店でした。
昔のように、足を運ばなくても無料のGoogleMapで調べられるので、ぜひ活用しましょう。
Youtubeで勉強して簡単なメンテはDIY
Youtubeに山のように、DIY動画が上がっていて、ほぼ簡単に知識をつけることができます。
彼らの使うDIY道具は、大抵は、Amazonやヨドバシカメラのネット通販で安く買えます。
例えば、油膜取り、ヘッドライト簡易磨き、内装の清掃などは、簡単なメンテナンスになります。
内装の清掃なんかは、精製水をマイクロファイバークロスに湿らせれば、100円ちょいで車内を綺麗にできますし、内側の窓の油膜汚れも、へんな油膜取りシートを買わなくても、精製水を少量しめらせてマイクロファイバーで拭けば、一撃で油膜は取れます。
このような知識を知ることで、車を安く維持することができます。
他にも、フロアマットの汚れは、オキシクリーン(類似品もアリ)で湯船につけおきしていれば、綺麗になることも知っていれば、格安で済みます。
私も中古車で車を購入した際には、フロアマットをオキシ付けしますが、マットが新品に蘇ります。
まとめ
中古車で150〜200万円に買えるような車に、年間10万円を余計に車両保険にかけることは、本当に必要か考えた方が良いのと、自分でできるような簡単なメンテナンスはDIYしましょう。
ハンドルカバーやシートカバーが、本当に好きでファッションとしてカスタムとしてやる分には良いですが、何となくつけているだけなら必要ないので、買わないようにすることで、維持費を抑えることができます。
車の維持費は、多くの人にとって、大きな出費の一つになるので、効率良く立ち回ることで、維持費をセーブすることができます。
今回の記事が気に入った人は、ぜひ試してみてください。
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