「1億円を作るには、どういう生き方をしたら良いのか、考えたことはありますか?」
先日、Yahooニュースを眺めていると、
2021年調査時点で日本には、純金融資産1億円以上の富裕層・超富裕層が148万5000世帯存在していました。
割合にして、全体のわずか2%となります。
このように、全体として2%しか存在しないそうです。
大企業のサラリーマンで共働きの高収入であれば、1億円という金額は遠くない印象で、片方の給料で生活して、全て投資すれば、到達できそうな気がしてならなくて、調べてみました。
そもそも1億円って、どういう金額か?
1億円と聞くと途方もない金額に聞こえますが、実際、どのくらいの金額になるのでしょうか?
なぜ途方もなく聞こえるのでしょうか?
厚生労働省の大企業サラリーマン賃金で考えてみる
検討には、企業規模別の賃金の、大企業の男女平均した数値を使ってみます。
この数値は税抜きされた金額ではありませんが、計算が複雑になるので、一律で20%税金を引いて手取りと考えましょう。(そんな外れた値にならない)
ボーナスは年2回、年間180万円で計算する
全業種の平均が89.8万円ですが、ほぼ90万円として計算します。
1億円貯めるまで、どのくらい時間がかかるのか
結論から言うと、税抜き後の手取りだと1億円支給されるまでに、22年もかかります。
まあ、普通の人なら全部貯金はあり得ないので、これが1億円が途方もないと感じる原因でしょう。
22歳から44歳で、手取りが合計1億円になる
ここに20%の税金がかかった場合を考えると、44歳までかかるようになります。(計算が面倒なので、ボーナスは1年目から年額180万円固定で出る設定)
やはり貯金だけで1億円貯めるのは、かなりきつそうです。
投資すると何年で1億円を作れるのか
賃金を全て貯金しても、相当な時間がかかるので、現実的ではありません。
そこで投資で1億円を作る場合をシミュレーションしてみます。
10年、20年、30年と計算してみて、月々の積立金額を算出してみます。
年利5%で計算してみると意外といけそう…
年利5%でインデックス投資して、投資額と利益を合わせて1億円に到達するまでに、何年かかるのか計算してみました。
計算した結果を表にしてみました。
22歳から何年後? | 毎月 | 毎年 | |
10年 | 32歳 | 643,988円 | 7,727,862円 |
20年 | 42歳 | 243,289円 | 2,919,469円 |
30年 | 52歳 | 120,155円 | 1,441,859円 |
やはり投資の年数が長い方が、一億円に到達する可能性は高そうです、毎年144万円と聞けば、まだいけそうな気がします。
結論
今回の検証から、月々12万円投資すれば52歳で1億円作れそうなことが分かりました。
ただ22歳からコンスタントに、月々12万円を投資するためには、学部時代からのバイト貯金だったり、親から借金するとか、20歳前半は家賃を極限まで下げるとか、週末Uberバイトするとか、給料が低めな若い頃は、かなり苦労する人生になる気がします。
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