近年では格安SIMを利用するユーザーが増えていますが、それでもまだまだ普及率は低いままです。
総務省の電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データの公表(令和4年3末)によると、MVNO(Mobile Virtual Network Operator)=格安SIMの事業者の契約数は全体の14.3%しかありません。
NTTドコモが35.7%、KDDIが27.0%、ソフトバンクが20.8%と大手3社の占める割合が非常に高いのが現状です。
一番初めに見直すべき固定費は「通信費」であるべきです。例えばdocomoで月々8000円ほど。大手キャリアどうしなら大差ないですが、「格安SIM」に乗り換えれば、それだけで毎月5000円以上の節約になります。もし、家族4人で乗り換えたら、2万円以上の節約に。
今回はそんな格安SIMについて、知って帰って節約に役立ててください。
格安SIMに変更するメリットとデメリット
- ・利用料金が毎月5000円ぐらい安くなる!
- ・キャリアメールが使えなくなる
- ・通信速度が遅くなることがある(お昼や夜の混雑時)
- ・LINEでID検索が使えない
- ・通話料金は割高
格安SIM各社は大手キャリアと同じ回線を使用していますので、電波が届かないとか品質が悪いなんてことはないです。通信速度もLINEやSNSが使えない程ではないので、普通に使ってて困らないレベル。
また、通話料金は確かに割高ですが、よほど長電話しない限りトータルで安くなります。
どうでしょうか?毎月5000円のメリットの方が大きいと感じませんか?
違約金を払ってでも乗り換えた方がいい理由
- 短期間で解約手数料を回収できる
解約手数料がかかる場合でも、MVNOに乗り換えることで毎月の通信費が大幅に削減されるため、短期間で手数料を回収し、その後は大きな節約効果を享受できます。
例えば、仮に解約手数料が9,500円だったとしても、月々4,000円の節約ができれば、約2.5か月でそのコストを回収できます。
長期的に見ると、解約手数料は小さなコストであり、早く乗り換えた方が総合的にお得です。
誰でも簡単!格安SIMの乗り換え方!
新しいスマホを買う場合
- 家電量販店やネットショップで購入
- 乗換え先の格安SIM会社で契約と一緒にスマホを買う
どこで購入してもいいですが、SIMフリーのスマホを準備すれば大丈夫です。
今使っているスマホを使う場合
- SIMロックを解除する
大手キャリアの端末にはその会社のSIMでしか動作しないようにロックが掛かっています。
契約中の会社に依頼してSIMロックを解除してもらいましょう。
なお、端末料金を分割払いしていて、支払いが残っている場合でも、特に申請しなくても今までのように分割で支払いを続けることができます。
逆に申請すれば一括清算することも可能です。
MNPとは、現在使っている電話番号をそのまま使うことができる仕組みです。
現在契約中の会社のショップかwebサイトでMNP予約を申し込んで、MNP予約番号を取得することができます。
取得した番号を乗換え先の会社と契約時使うことで電話番号をそのままにできます。
もちろん、電話を使わない、または電話番号が変わってもいい場合はMNP予約番号は取得不要です。
Webサイトから簡単に申し込みができます。
申し込み後届いたSIMカードをスマホに差し込んで乗換え完了!
よく使われる格安SIM3社
とりあえずキャリアを変えれば、節約になる。
最コスパにこだわるも良いですが、まずはよく使われてそうな格安SIMを契約して大手キャリアを卒業しよう。
ahamo
ahamoは、月20GBで2,970円という低価格ながらもドコモの高品質な回線が利用できる格安プランです。
手軽に大容量データを使いたい人や、シンプルな料金プランを好む若者や忙しい会社員におすすめです。
linemo
LINEMOは、月額990円で3GB、2,728円で20GBと手頃な価格で利用できるソフトバンクの格安プランです。
LINEのデータ通信が無制限なので、LINEを多用する人やコスパ重視のユーザーにおすすめです。
mineo
mineoは、1GBから20GBまで選べる柔軟な料金プランが特徴で、月額1,298円から利用可能な格安SIMです。
複数回線やパケット共有サービスも充実しているため、家族や友人と一緒に使いたい人におすすめです。
いまだに普及率の低い格安SIMについて紹介しました。
格安SIMのメリットは大きく、これだけでも生活にかなりの余裕が出るのではないでしょうか。
上記以外にもキャリアはたくさんあるので、こだわる方は是非探してみてください。
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