「休日になると、リフレッシュしたいけれど、お金はかけたくない。」
都会に引っ越し気づいたのですが、お金使うけど、使わなくてリフレッシュできるような気がしています。
どういうことか、説明しますね。
私にとって田舎に住むのは普通だった
幼少期の実家も、九州の田舎育ちだったので、20代後半くらいまで、田んぼ周辺の家に住むというのは、自分にとって、普通のことでした。
どこに行くでも、自転車で移動していましたし、学校までは片道1時間くらいかかるような、道のりでした。
それでも、九州なんで、朝課外があって朝7時には、学校にいました。
高校時代の睡眠時間は4~5時間くらい、というのも比較対象がないので、普通かと思っていました。
社会人の最初は田んぼの安い賃貸に住んでいた

社会人になっても20代半ばまで、田んぼがすぐ横に見える、安い家賃の賃貸アパートに住んでました。
夜になると、鈴虫が鳴いているような感じで、スーパーに行くにも車は必需品でした。
平日の夜も、休日の夜もドライブ三昧

田舎にいると、本当にやることがなかったので、毎日、峠を走ってました。
私が住んでいたのは、山のすぐそばで、夜になると、それっぽい車が走りに来ていました。
車とバイクを何台か持っていたのですが、年間で3万キロ以上走っていたようで、ガソリン代とメンテ代に相当つぎこみました。
日頃の生活が暇すぎたので、とりあえず走り回っていましたが、プロドライバーでもないのに、何か自分の理想との違いを感じ始めていました。
都会に引っ越すと、お金が掛からない?
浪費する生活を送っていましたが、老後や将来を考えると、何か違うな〜と思って、関東に引っ越すことにしました。
関東でも、何度か引っ越していますが、最初に住んでいたのは、駅に近いアパートでした。
最初は、車も持っていたのですが、公共交通機関で移動は、問題なかったので、全て売却しました。
車を保有しないことで、支出がぐっと減った
車を保有する必要がなくなった為、維持費の100万円超えが、なくなりました。
年間3万キロ走っていましたが、ロータリーエンジンと、スーパースポーツのバイクで走ったので、安く見積もっても燃料費だけで年間45万円。
メンテや維持費、カスタム代は、年平均50万円ほど掛かっていたと思います。
さらに、ガレージもレンタルしていて、年間12万円かかってました。
私が、車やバイク好きでしたが、普通の人でも減るはず
徒歩でストレス発散できる
車を保有している頃は、気づかなかったのですが、徒歩で移動するとストレス発散できます。
車で移動している間は、運転はしていて、視覚的には動いていますが、体は運動していない状態です。
都会だと、基本移動は徒歩になって、1日5,000歩は最低でも歩いていたので、軽い運動になってストレス発散になった気がします。
実際、田舎の両親が都会に来た際に、「こんなに都会の人は歩くのか」と、ビックリしていました。
変化があるから、歩くだけで新しい発見がある
田舎に住んでいた頃に、関東の都会から来た同僚が、「このあたりは、変化が本当ないな〜」と、愚痴ってました。
その頃、私は都会に住んだことが無かったので、どういうことか分かりませんでした。
が、今なら分かります。
サラリーマンとして生活していると、日常の生活は、職場↔︎自宅の往復みたいなものになります。
田舎だと、建物が建て替わることが少なくて、私が3年住んでいた地域では、景色がまったく変わりませんでした。
新しくスタバが出来ると、職場で軽い騒ぎになります。
都会は入れ替わりが激しい
今住んでいる都会の方では、弱肉強食なのか、店の入れ替わりも激しいので、職場↔︎自宅の往復でも、新しい発見があります。
また、新しくできる店は、新規のお客さんをゲットしたいので、接客がとても良いことが多いです。
その為、新しい店ができると、積極的に通ってみようという気分になりやすいことも、相乗効果で、より日常の生活を楽しむことが出来ます。
公共交通機関での移動は、コストが安く、車のように維持が面倒くさくない
車を保有すると、自宅の駐車場代、維持費、移動先の駐車場の確保、盗難などの心配。といったように、脳みそのエネルギーを沢山もっていきます。
一方で、都会だと公共交通機関の移動になりますし、東京なら3分おきに電車は走っていますし、タクシーもあるので、ストレスフリーな移動ができます。
また、世界と比較すれば高いと言われている公共交通機関の料金も、サービスは最高レベルです。
日本はマナーも良いので、電車の中で騒いだり、食事を食い荒らしたりする人は少ないです。
1日往復移動しても、1,000円掛からないですし、終電も夜遅くまであります。
イケてる公園があることが多く、気分転換を気軽にできる

また都会では、イケてる公園が沢山あって、イメージで言えば、大濠公園(福岡)みたいな感じです。
歩きやすい広めの歩道があって、若い夫婦や、老夫婦、様々な国籍の人が散歩しています。
その為、歩いている人を眺めるだけでも、楽しいです。
しかも、だいたいカフェが隣接されているので、コーヒー片手に歩くことも出来ますし、夜なら瓶ビール片手に、海沿いや川沿いを歩くのも、乙な雰囲気です。
これらの公園は、無料で入れますし、いつも綺麗なので気分転換に最高です。
田舎に住むと、浪費しやすい原理を考えてみた
田舎でお金を浪費してしまうのは、ストレス発散だと思っています。
選択肢が限られていて生活が単調になる
田舎では、都市部に比べて、選択肢が限られていることが多いです。
例えば、車で片道20分のところにしかスーパーがなかったり、スーパーも一つしか選べなかったりするので、食べ物も単調になりがちです。
その他、洋服を見に行こうとした時、私は東海地方に住んでいた頃、渋滞1時間を抜けて、ノースフェイスを見に行ってました。
田舎では何をやるのも遠い印象です。
特別感を求める心理が働く
田舎では日常が単調になりがちで、その日常から脱出し「特別感」を味わいたいという心理が働くことがあります。
例えば、たまの週末や休暇に特別な体験を求め、外食や買い物、旅行などにお金を使ってしまうことがあるでしょう。
私の場合だと、週末にツーリングで、車やバイクで片道100kmほど走っていましたが、何回か行くと、コースに慣れて新しい発見もないので、だんだん遠くを目指すようになりました。
当時、東海地方から、仕事終わりに北海道まで、バイクでツーリングに行ったことがありますが、ガソリン代や高速代金など、とんでもなく掛かりました。
このように、日頃の単調な生活から抜け出すには、お金を使った行動が最も簡単な方法になるので、お金を浪費してしまうのでしょう。
身近すぎると、娯楽が娯楽になりにくい
都会の人は、週末に、キャンプや旅館に行って田舎を楽しみに行きます。
一方で、田舎の人は、自然や静けさを楽しんでいるのでしょうか。
田舎では、日常化してしまい、新鮮さや刺激を求めることが難しくなることがあると思います。
その結果、何か特別なことを求めてお金を使ってしまうことがあるような気がします。
今は都会に住んでいますが、たまに実家の田舎に行ったり、山奥に行くと、自然や静かさは本当に良いと感じますが、田舎で慣れていると感じません。
人間は対比することで、理解するんですよね。
まとめ:田舎で浪費してしまうのは、ストレス発散な気がする
田舎で浪費する原因としては、実際に田舎に20年以上住んでいた筆者の考察では、ストレス発散だと思います。
ストレス発散しないといけなくなるのは、
- 選択肢が限られている為、生活が単調になる
- 特別感を求める心理が働く
- 身近すぎると、娯楽が娯楽になりにくい
という課題があるからだと思います。
じゃあ、都会に住めば良いというと、ちょっと違うと思います。また、別の記事で纏める予定です。


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