車好きの新社会人が買うべき車は何でしょうか?
今回の記事では、アウトドア、サーキット、デイリーユース、ファミリー用、に分けて主観でおすすめを紹介しようと思います。基本的に、若者はお金がないと思うので、中古車で今買うなら、これがお得では?みたいな車を紹介します。
今買うべきコスパ良い車
少なくとも5年維持する設定で考えてみようと思います。高くても300万円を上限にしようと思います。300万円以上はさすがに若者には辛いと思いますし。
国産でも外車でも紹介しようと思っています。外車だと維持費は高いですが、初期費用が安ければ、5年程度であれば国産車と支出の総額に大差はないと思うからです。
また、外車は新車価格が高いため、基本的に作りがしっかりしています、新車需要が高いので安く中古で流れていることが多いです。外車で大きな故障しても、超低金利な自動車ローンを組めるので、対して課題になりません。
アウトドア部門 CX-5 4WD 2.5S
ランドクルーザーみたいな本格アウトドア車か、モノコックボディのなんちゃってSUVか?ありますが、日本で使うならモノコックのSUVだと思います。(CX-5やRAV4とか)
その中でも、おすすめの車はCX-5です。
2017年前後の5万キロでディーラー中古で200万円から乗り出しできるので、非常にお得だと思います。
4WDにすると重量配分が50:50に近づくので、運動性能が上がりますし、雪道でもスタッドレスに履き替えれば、ウィンタースポーツも楽しむことが出来ます。
他にもSUVが色々とありますが、CX-5は明らかにコスパが良いと思います。実際乗ってみても、走る曲がる止まるの走行性能は、2017年時点ではかなり熟成されています。
ディーゼルエンジンもありますが、おすすめしません。昔レンタカーした時に、エンジンが重すぎるのと車重が思いので、ブレーキも効きが悪くなっており、さらに旋回性もアンダーステアが強くなっており、外向き感が強かったです。
実は一番安い20Sという2.0Lのエンジン搭載した車が一番軽くて、走りも良くて、街中や郊外でもトルク十分で燃費も良くておすすめですが、やはりSUVなら4WDが良いと思います。2.0Sの4WDは最近の年式しか中古市場になくて、300万円近いので、それなら古い4WDで十分だと思います。
また後席や前席の静粛性についてもガソリンモデルで、なかなか良いレベルだと思います。すごく静か!ってわけではないのですが、価格対比で見たら良いレベルだと思います。全体的な車両の動きは、ゆったりしているので、長距離でも疲れにくいと思います。
サーキット部門 AMG A45 W176
サーキットといえば、86やBRZを安く購入して、コツコツ仕上げるイメージがありますが、私がおすすめしたいのは、純正でサーキットを走れるスペックをもった車を買うことです。
結局、86やBRZでカスタムしようとすると、タイヤとホイールでグリップを上げると、ブレーキがダメになってブレーキ強化、横Gや前後G純正想定より大きくなるので、サスペンション変更。エンジンパワーが足りなくなって…みたいな感じで無限にカスタムが始まります。
確かに自分でいじるのも楽しいのですが、サーキットを走れないと見た目カスタムみたいになるので、できるだけ手間がかからない車が良いと思いますし、素人がカスタムしても、良いチューニングの車にできるとは限らないです。車両挙動が無茶苦茶になってしまって、純正の方が良いじゃん。となり、何をしているのかわからなくなります。
私がおすすめしたいのは、W176のAMG A45です。昔は前期だと200万円前半でしたが、球数が少なくなったのか250万円前後になっていますね。
余裕があれば300万円くらいで、W176後期型が良いと思いますが、前期型でもサーキットを走れます。エンジンの馬力は360馬力で、トルクは450N・mとなっており、十分な性能です。
サーキットを走らせても4WDかつ車両挙動が安定しているので、平和にサーキットを攻めることが出来ます。運転の腕を上げるなら、こういうグリップ限界を超えても破綻挙動が緩やかで、破綻までのフィードバックが正確な車の方が良いと思います。車両挙動が無茶苦茶な車で練習しても、いつまでも良い運転ができるようになりません。(個人的な経験)
維持費の方ですが、A45とはいえAクラスがベースのため、部品は安い方です。タイヤも極太ではなくメジャーなサイズで、パイロットスポーツ5なんかも良いような気がします。7速のDCTですが、故障したとしても個別分解整備してくれる工場もありますので、意外と維持は国産車をここまでカスタムした場合より、よほど安く済ませられると思います。
デイリーユース(ご近所)部門 N-WGNターボカスタム
近所を走るだけのシティカーとしては、N-WGNのターボかつカスタムかつホンダセンシング付きがおすすめです。
N-BOXだと背が高すぎるので、走りのバランスが悪いです。原理としては、重心高が高くなるので、どうしても足回りを緩くしないと乗り心地が悪くなります。ヘッドスペースが広がるのは良いですが、横転リスクとか失うものが大きすぎます。
一方で、N-ONEだと小さすぎる気もします、また後席の衝突時のシートベルト緩和機能がないので、微妙に安全性も低い感じです。
N-WGNについては、ステアリングがチルテレ(前後上下)機構がついています。これは、乗車姿勢が他のNシリーズと異なるからですが、これがあることで、ドライビング姿勢が取りやすいです。
またホンダセンシングで自動ブレーキ補助もついていて、軽自動車としては、テレスコ含めて装備が潤沢です。
カスタム意外のグレードだと内装が貧相すぎるので、リセールも考えるとカスタムが良いと思います。
またターボはついておいた方が、高速道路で少し遠出も楽にこなせて、実燃費も大きく変わりすぎることもないので、装着車を買った方が良いです。ターボ装着車の走りは、日常領域では満足できるくらいのトルクが出ていますし、最近の軽自動車は100km/hで高速巡航しても、回転数が上がりすぎないので、静かです。
狭い街中を走るだけなら軽自動車が圧倒的に有利ですし、ホンダのNシリーズは質感が高いので、間違いなくおすすめです。
ファミリー部門 ステップワゴン 2.0 Z
ファミリーカーといえば、スライドドアは必須だと思います。子供を抱えたままスライドドアを開けるのは苦痛です。また、
お金があれば、現行のアルファードで良いと思います、リセールが良いので、年間50万円失うくらいでしょか。でも新しいアルファードは納車までに、かなりの時間がかかります。
そんな中でも私は古いステップワゴンをおすすめしたいと思っています。2012年あたりの年式なら、まだ内装や外装にお金がかかっている時期だったので、実際に乗ったことがありますが、意外と走りも燃費も良いです。
車体の剛性感も高くて、ブレーキもしっかりしており、遮音性も普通のミニバンレベル(ちょっと足りないくらい。でも安いから良いのよ)という感じでした。2.0L排気量がありますが、燃費とパワーの経済バランスは一番良い排気量です。
最近のミニバンはカタログの走行距離を伸ばしたいので、タイヤのRRC(低コロ指標)限界まで攻めているので、燃費は一見すると良いのですが、走行性能が犠牲になっています。この2012年くらいの車は、まだ低燃費すぎるタイヤを履いていない時代だと思いますので、今の車よりグリップ高めのタイヤを履いて開発されているので、全体的にタフな作りになっていて安心感があります。
この次の型のステップワゴンは、1.5Lターボというダウンサイジングを取り入れましたが、客に伝わらずに台数が全然出ませんでした。トヨタのノア・ヴォク・エクスワイヤの1車種の販売台数に負けるくらいでした。実際、この次の型の1.5Lターボのステップワゴンは、昔勤めていた会社の社有車でしたが、走らないし内装は安っぽくなってい、このRK5の全型車の方がよほど優れていました。
走行距離が3万キロ以下で12年落ちの個体ですが、かなり内装も綺麗で、ぜんぜん距離乗ってないので、まだまだ乗れると思います。
この時代の車ですが、シフトがちゃんとあって使いやすいです。エアコンの操作板もシンプルですし、ボタンがいっぱいありますが、逆にこの時代の方が使いやすいと思います。メーターもアナログで見やすかったです。
ナビを自分で交換できるので、3.3万円ほど出せば、スマホ連携できるオーディオも簡単にインストールできるので、ナビが古くても問題ありません。
むしろメーカーが提供するナビよりも、こういうメモリナビの方が動作が早いことも多いです。実際、私のベンツなんて、1.8インチのハードディスク入ってますし、故障するとナビユニット全体交換で50万円とかですが、動作は、そんなに早くないです。最近のメモリナビの方が早いような気がしています…
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