私自身も転職を繰り返して年収を上げてきましたし、知り合いの中には、30代前半で1500万円や2000万円、会社経営して数億円、みたいな人もいます。
そんな自分の経験と、知人から伝え聞いた話から、サラリーマンとして給料を上げる方法って、こうだよね。がいくつかあるのですが、ググっても記事がありません。
社会に出て気づくのですが、仕事を進める能力と給料や役職が一致していることは、あまり無いような気がしませんか?今回の記事では、自分なりの見解を説明しようと思います。
出世できない人はどういう特徴か?
サラリーマンとして給料を上げたい場合ですが、まず出世する必要があります。外資系とかなら、最近入った中途入社の課長の方が部長より給与が高いような場合もありますが、だいたいの日本企業は年功序列かつ、役職ごとに給与レンジが明確に決まっています。
そのため、出世する必要があるのですが、出世できない人とは、どういう特徴があるでしょうか?
筆者は、誰しも知る大企業に何社か勤めたことがあるのですが、職場が変わっても、似たようなキャラを観察することが多かったので、その特徴を紹介してみようと思います。
精神が安定していない=ジュニア
学力はあるけれど、精神が安定していない人は沢山いました。そもそも精神が安定していない人は、生活が安定していないことが大半です。
例えば、自分の収入以上にお金を使いすぎてしまっている場合、クレジットカードの請求日や請求額に集中力が奪われてしまって、集中力分散から仕事をミスするようになると思います。
仕事をミスした後は、当然、どこかでしっぺ返しを喰らうことになり、その結果、精神が安定しなくなります。他人は精神の安定していない人をジュニアを見なします。同時に、ジュニアを上に上げようとはしません。
仕事中に不満ばかり言っている
飲み会の席で適度に愚痴るくらいなら良いのですが、仕事中に不満ばかり言っていると、これまた精神が安定していない人に見られてしまいます。
また愚痴の内容が、「そんなレベルの内容か。」みたいなことだと余計に周囲からの評価が下がってしまいます。例えば、他の部署の人が相手にしてくれない〜とか言っていると、交渉力のない人だと見なされてしまいます。
そもそも能力が部署の平均値以下で努力もしない
仕事の能力=才能x努力、で決まります。仕事が極端にできない人は、両方だめです。
仕事ができない人は口は動きますが、行動がありません。私の会社でも、不満を言う新卒社員がいますが、3年経っても変わりません。週末に勉強してる?と聞くと、していないそうです。
週末は遊んで、仕事中は不満を言うだけで、能力が上がることはありません。当然周囲からの評価は低いので、出世は遠い感じです。
ネットワーキングの重要性を理解していない
会社は学校ではありません。いい点数を取って出世できる場ではありません。残念ながら、本当に仕事だけに没頭すれば、お金が稼げるのは、相当レベルの高い研究職か職人の世界だと思います。
普通の職場では、ネットワーキングが大事になります。全然他人を突然出世させることはありません。もしあなたが上司の立場であれば、誰とでもコミュニケーションが取れて、自部署のKPIを荒波立てずに、丸く収める人を上に上げていきたいと考えるはずです。
出世できない人はそういったことを理解しておらず、廊下で役職が高い上司とすれ違っても、挨拶一つしないイメージがあります。
出世できる人の特徴
日本の企業観点で、出世できる人の特徴を紹介していきます。
仕事のやり方を水平展開できて発信力がある人
サラリーマンというのは、組織で働くことが多いので、仕事のやり方をまとめて水平展開できる人が出世するイメージがあります。
例えば、課長になって10人のチームを持った場合に、メンバーに優れた仕事のやり方を水平展開できれば、組織としてのアウトプットは最大化されます。せいぜい一人が頑張っても、2〜3人分くらいの仕事しかできません。
これは大企業ほど強い傾向があって、結局、大企業ほど仕事も細分化されているので、そんな何十人分もの仕事が回ってくることは、相当役職が高くないとあり得ないです。
儲からなくなってきた大企業の場合だと、政治の世界みたいになっていて、自分で仕事をやっていないけれど、その内容に触れるだけで、その仕事をやったかのような評価を受けることもあります。残酷ですが、椅子取りゲームを容赦なく勝ち取った人が上がります。
精神が安定している人
精神が安定している人には、周囲の人がついてくる傾向があります。人は精神の安定している人を見つけると、自分の不満を誰かに打ち明けたくなります。
上司の立場になった場合に、部下の不満を聞く必要がありますが、その際に精神が安定していないと、部下の不満を解消するどころから発散させてしまうでしょう。
また最近は、コンプライアンスがうるさく、少しでも厳しいことを言うと、コンプライアンスNGで即降格もあり得ます。上司にとっても、一緒に働くならば、問題を起こさない人を取りたいはずです。
難しい話を平たく説明できる人
会社の仕事で話題になるのは、定型業務でないことが多いと思います。定型業務であれば、マニュアル化されていたり、繰り返し作業になるので問題になることは少ないです。
特に大企業になるほど、プロジェクトで絡む人も多くなり、転職してノウハウ全部消失みたいなことも珍しくないですし、能力もばらつきが酷く、一度決まった内容も誤っていることもあります。
そのようなカオスな中でも、情報を整理整頓して、平たく(簡単に平易に)説明できる人は重宝されます。ChatGPTが流行りましたが、それの人間版みたいな人は出世が早いイメージがあります。
できるだけ文章を短く書けて、難しい言葉で他人と距離を取らずに説明できる人は、重宝がられます。
多言語が使える
英語だけにとどまらず、ドイツ語や中国語など、第二言語まで使えると、特殊な業務につける可能性が高まります。
英語もネイティブレベルの人は、絶妙に出世コースに最初から載っているイメージがあります。AIは発達しましたが、やはり直接ベラベラと会話できる人が出世できます。
一歩引いて組織を見てマネージャーとして振る舞える
担当者と部長の違いというのは、組織を動かすか、自分で動くかの違いですから、一歩引いて組織を見れる人は出世しやすい傾向があります。
給与を上げるには、まずは最短でマネージャーになって数人を動かせるようになることです。一歩引いて組織を見ることで、危険な仕事を回避することも出来ます。例えば、この仕事絶対やったらミスするな〜みたいな仕事を避けている人が、残念ながら出世しているところ何度も見てきました。
しかしながら、そのような難易度の高い仕事を避けている人は課長止まりなことが多い気がします。課長になると逆に難易度の高い仕事に、プロアクティブに突っ込む人の方が、その後の部長などに上がるような気がします。
とにかく担当者の間は一歩引いて、マネージャーのような振る舞いをすることで、出世は近づくと思います。
身なりがしっかりしている(良い時計つけてる)
今時古臭いと思われるかもしれませんが、良い腕時計をつけている人は出世することが多いです。
自分の考えですが、良い時計を買うには、何百万円もの金が必要になります。世の中、お金持ちだらけではないので、そのような時計を持てるということは、それだけ私生活の金銭をマネージメントする能力があることを意味しています。
また、毎日綺麗なシャツを着ていたり、奇抜ではなくビジネスに適したフォーマルな服装、あるいは奇抜だがセンスが良いファッションで働くことで、他人に対して、確かにプロフェッショナル感を出すことが出来ます。極論で考えてみると、何億円もの商談の会議に、ジャージで現れる人と、スーツで現れる人ならどちらの言うことが固いように感じますか?
特に若い子だと、どうでも良いことにお金を使ってしまいオフィスで着る服が、しょぼい人も沢山います。中身も伴っていないと話になりませんが、それなりに身なりは整えている人の方が出世するイメージがあります。
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